熟年婚活で意識すること

中高年の婚活で相手を落ち込ませない断り方。今後のためにもきっぱりとお断りしましょう。

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中高年の婚活は本気度が高く、真剣な出会いを求める人が多いですが、真剣だからこそ悩むのが、合わない相手への断り方です。

交際を断る理由はさまざまですが、できるだけ相手を傷つけずに断りたいのは皆同じです。

しかし、「後がない」中高年の婚活だからこそ、断る側にも勇気がいるものです。

真剣に交際を申し込む相手をお断りするのは心苦しいだけでなく、場合によってはトラブルにもなりかねません。

最初からうまくいく婚活はあまりなく、お断りはつきものですが、どうすればこじれることなく上手に交際をお断りできるのでしょうか。

男女別の断り方のポイント

女性が男性にお断りする場合

男性にお断りする場合は相手のプライドを傷つけないことが重要です。

もっと具体的に言うと、「顔が好みじゃない」、「清潔感がない」など、その人自身にある理由で断るのではなく、あくまでも「相性が悪かった」という点を強調すると、こじれることなくきれいにお断りできる確率が高まります。

例えば、年収が低いからと直接的に告げてしまえば、相手のプライドを傷つけてしまい、怒りを買う恐れがあります。

しかし、「相性が合わなかった」という、抽象的な断り方をすれば、相手は納得せざるを得ない状況が作れます。

また、「自分が求めている生活イメージと合わなかった」と言い換えて、非があるのは男性側ではなく女性側にあるように表現することで余計なトラブルを回避できます。

男性が女性にお断りする場合

女性にお断りする場合でも、理由をはっきりと告げる必要はありません。

相手に強く理由を尋ねられたら答えても構いませんが、聞かれてもいないのに理由を告げれば、無用な怒りを買ってしまう可能性があります。

男性がお断りする場合でも、具体的な理由は告げず、ただひたすら相性が悪かったと伝え、誠実な姿勢でお断りする意志を示しましょう。

中途半端な優しさは禁物です。

誠実さは大切ですが、脈ありと思わせるのはかえって相手を傷つけます。

相手を非難するのは論外ですが、交際の可能性がないことをきっぱりと示してお断りしてください。

断るときに気を付けるべきこととは?

婚活では必ずしも直接会ってお断りする必要はありません。

それまでの関係の深さにもよりますが、数回デートした程度ならメールや電話でお断りしても問題なく、仲介者がいるのなら間に入ってもらってお断りする方法もあります。

どんな方法で断るにせよ曖昧な態度は禁物です。

中高年の婚活ではお断したら、すぐ次の相手を探すのが一般的です。

中途半端に気を持たせるのは相手に対して失礼なので、関係が継続する可能性がないことをしっかりと明言してお断りしてください。

お断りするタイミングはいつ?

お断りするなら、出来るだけ早いタイミングで告げるのがマナーです。

結婚する可能性がないのにズルズルと関係を続けるのは、不誠実以外の何物でもありません。

見込みが無いことがはっきりしたらデート後にお断りするのもありです。

タイミングが遅くなるほど断りづらくなりますし、トラブルになる可能性もあります。

中高年という年齢は、時間がとても、とても大事です。

自分のためにも、相手のためにもお断りするなら早めに連絡してください。

中高年婚活でお断りする主な理由

中高年婚活でお断りする理由は人それぞれですが、おおよそ4つに分類されます。

性格や価値観など内面の不一致

性格や価値観など内面の不一致は、中高年の婚活でお断りする理由として最もスタンダードな理由です。

結婚相手には性格や価値観が同じ人を求めるというのは、中高年に限らず、婚活している人は求める傾向にあります。

一生、共に生活する相手として、内面の相性が悪いというのはそれだけでリスク要因です。

同じものを見て笑い、理不尽なことに対して同じように憤りを感じられるのが理想の夫婦であるとすれば、内面が合わない相手との交際をお断りするのは当然です。

また、人の内面は矯正が非常に難しく、お付き合いしていく中でお互いのズレを改善するのは困難です。

特に、中高年にもなると、長年かけて培われてきた性格や価値観を変えるのは簡単ではありません。

年齢が若ければ、お付き合いしていく中で互いに歩み寄っていくことも可能ですが、時間が貴重な中高年の婚活では、自分や相手が変わるのを待つよりも、お断りを入れて次に進むのが一般的です。

見た目が好みではない

外見で人を選ぶことに賛否はありますが、結婚相手は自由に選べるので見た目が好みではないという理由でお断りするのを非難することはできません。

中高年になれば見た目以外の要素を優先する人が増えてくるものの、人の好みはそう簡単に変えられるものではなく、ルックスに強くこだわる人もたくさんいます。

単純な見た目の美醜だけではなく、清潔感や服装、普段の立ち居振る舞いなど総合的な見た目が判断されるため、美形の人が交際をお断りされることもよくあります。

経済力不足

中高年の婚活では、男女共に相手の経済力を重視する傾向が強く見られます。

中高年の婚活では単なる恋愛とは違い、今後の生活のことまで考えて交際相手を探します。

生涯を添い遂げる相手を探すのですから、交際相手の懐事情を気にするのも仕方のないことです。

婚活に参加する男女で、意識のギャップが最も大きいのが経済力です。

婚活市場では女性が高年齢になるほど高年収を希望する傾向が強くなりますが、逆に、同世代の中高年男性は年齢が上がるほど高収入の人が少なくなります。

これは年収の高い男性は、若いうちに結婚相手を見つけてしまうのが主な原因です。

女性が高年収を求めるのは生活への不安に加えて、この年齢まで待ったのだから少しでも好条件の相手を見つけなければ割に合わない、という意識が根底にあるからです。

30~40台男性の平均年収は500~600万円ですが、婚活中の中高年女性が結婚相手に求める平均年収は約800万円と大きな開きがあります。

平均的な経済力の男性でも条件が悪いとみなされてしまうため、それなりに条件が良い男性が断られることもよくあります。

家族や住まいなど条件が折り合わない

若いうちは勢いで結婚することもありますが、中高年にもなると自分と相手を取り巻く環境を無視するわけにはいきません。

仕事は当然として、高齢化する親の介護や家の跡継ぎ問題などのしがらみが増えるため、人柄は良くてもその他の条件が引っかかって、泣く泣くお断りせざるを得ないケースも増えてきます。

特に長男長女の婚活は家の問題が強く影響するため、年齢が上がるほど個人の好き嫌いだけで判断しにくくなります。

「なんでこんなに素敵な人が中高年の婚活に参加しているの?」と思われる人はたいてい実家などやっかいな条件が絡んでいるものです。

まとめ

婚活にお断りは一般的なことです。

お断りするのをあまり深刻に考える必要はありませんが、中高年だから断ってもショックはないだろうと軽く考えるのは問題です。

年齢に関わらず、気になる相手から交際を断られれば誰でもショックを受けるものです。

相手の気持ちに出来る限り配慮してお断りするのは、婚活に参加する者として絶対に守るべきマナーです。

今回縁がなかったお相手ですが、次に合う人とはうまくいくことを願って誠実にお断りしてください。

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